新しい記事を書く事で広告が消せます。
![]() | 美女と竹林 森見登美彦 光文社 2008-08-21 売り上げランキング : 373 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
竹林が好きだとしても、「好きだ好きだ」と言っているだけではなんともならん。
たとえば、見合いの席を思い浮かべてみよう。
向かいに座る美しい女性に「ご趣味は?」と聞かれた場合、「竹林が好きです」とこたえる。
話の接ぎ穂がないにもほどがあるが、もしも相手が懐の深い女性であって、
さらに「タケノコを掘ったりされるんですか?」と問うて、広がりそうにもない話題を広げる努力を重ねてくれたとする。
そこでさらに、「いえ、なにもしません。ただボンヤリ好きなだけです」
と呟くほかないとすれば、それはもう、男として、人間として、人生の与える喜びに対して怠慢だと言わねばならない。
「せめてタケノコぐらい掘れ!」
あー、もう面白いなぁ。
今作もたっぷりとモリミーワールドで笑わせてもらいました。
森見さん初体験がこの本であることはちょっとオススメできかねますけど(苦笑
「夜は短しー」を読んで好みだった方はいかがでしょうか。
いや、むしろぜひ読んでください。
森見登美彦に関する他記事





